リスクマネジメントと保険制度

リスクと保険について

保険契約の締結の媒介

インターネット販売のように保険会社が顧客と直接契約を締結する方式である場合は別として、通常、保険契約をしようとする場合には、募集人と対面し、その説明にしたがって契約書に署名捺印することになります。

この際、募集人に契約締結を代理する権限があるかどうかによって、法律上の扱いが大きく異なります。

「媒介」というのは、募集人が契約を代理して締結する権限をもたず、単に勧誘だけをして、保険会社と顧客との橋渡しをしているに過ぎない場合をいいます。

したがって、契約書に署名捺印した時点では契約の「申込み」をしたにとどまり、有効に契約が成立するのは、後日保険会社が申込み内容を精査して承諾を与えたときからとなります。

保険契約の内容を変更する場合についても同様で、募集人に変更のための契約書を渡した時点で変更手続きが終了するのではなく、あくまでも保険会社の承諾があってからのこととなります。

このような代理権の有無については募集人の外見から容易に判断できるものではなく、顧客の誤解を招きやすいことから、保険業法のなかでは、保険の募集にあたっては、顧客に対して自らに代理権があるかどうかを事前に説明しなければならないという義務規定を設けています。

これに対して、募集人が代理権をもっている場合を「代理」とよんでいます。

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